速読と記憶術と脳科学と…

速読と記憶術と脳科学と…

まずは自分の記憶保持力を知ろう

記憶力も体力と同じです。普段生活していると、ある程度時間が経つとお腹がすいて、運動や仕事の効率が下がります。

記憶力にも、効率が落ちてくるポイントがあります。その時間は人によって20分30分と様々です。

ですからそれ以上を長い時間をかけて暗記の勉強をしても、」覚えられる数はグンと少なくなってしまい。

最初の方は「10個中8個」覚えられていたものが、そのポイント以降は「10個中3個」などに減ってしまうのです。

貫地谷英単語の暗記をするのであれば、何時間もぶっ通しで行うよりは、自分の体力ならぬ、「記憶保持力」の限界を見極めて、

スタミナがあるうちに一旦終了する方が得策です。実は単語の覚え方にはコツがあります。

100個の単語を覚えなければならない時に、毎日10個を100%覚えてそれを10日間続けるよりも、

100個を記憶保持力が維持できる時間でざっと見て、それを12時間繰り返す方がはるかに効果が高いのです。

これは脳科学的にも証明されています。また後顎に関しては特に音読で口と耳を使って覚えることで五感が重なりよりいっそう脳に定着しやすくなります。

私の記憶力のメソッドでは、今まで速読をクローズアップしてきましたが、速読とはつまり、繰り返しを可能にするための手段です。

受験生の M さんが、試験の内容を覚えているために必要な繰り返し回数は5回でした。

国立大学受験に必要な5科目すべての内容を5回繰り返すのでは時間が足りないので、エムさんは1回に読める速読をアップするために速読を始めました。

最終的には、今まで同じ内容を読むのに1時間かかっていたのが12分に短縮され、1時間で5回繰り返すことが可能になりました。

その後の一日後、一週間後、一か月後の復習でも時間をかけることなく進めることができるようになりました。

このように速読というスキルを身につけることで繰り返し回数を劇的に増やすことができます。

速読とは繰り返し回数のアップを可能にするための方法なのです。エビングハウスの忘却曲線によれば、

私たちは1時間後には56%を忘れてしまいます。もちろんこの研究は意味を持たないアルファベットを使ったものなので、

意味のある本屋勉強の内容であれば、この忘れ方の値より緩やかになることは想像できます。

とはいえ、1時間経つと記憶が減ってしまうのであれば、それはもう読んでいる家先に忘れてしまうということです。

それも私が速読おすすめする理由です。早く読むことができれば忘れる前にもう一度読むことができます。

繰り返すことができれば、記憶の定着率は圧倒的に高くなるのです。つまり繰り返すための時間の壁を解消するのが速読です。

速読に関しては他の本に譲りますがマスターするにはいくらか時間が必要です。そこでここでは繰り返すを効率的にするための簡単な記憶力アップ方法をご紹介していきます。